食品

善玉菌を活発にする生活

インターネットやテレビが身近になったおかげで、そして世の風潮が健康に注目を集めるようになったおかげで
私たちの健康に対する関心は高まり、その知識も増えました。
腸内環境を善玉に傾けることの大切さはほとんどの人に知られています。
では具体的に腸内の善玉菌を活発にするには、どんな生活を送れば良いのでしょうか。

ストレスや体調不良、運動不足や不規則な生活などによっても腸内環境は悪化しますので
これらの改善にも力を入れたいところですが、まず取り組みたいのは食生活の改善です。

食生活の改善としてまず積極的な摂取を心がけたいのは乳酸菌です。
乳酸菌というとヨーグルトやチーズと言った乳製品を思い起こしますが、漬け物や味噌、
納豆といった発酵食品にも多く含まれていますので乳製品が苦手な人でも大丈夫です。

そして善玉菌である乳酸菌の働きを活発にし、腸内環境の改善に一役買ってくれるのがオリゴ糖です。
オリゴ糖は各種乳製品や野菜類、豆類に多く含まれています。

また最近ではオリゴ糖単品でも売られています。
砂糖の代わりに使ったり、コーヒーに淹れて飲むこともできますので、
こういったものを使うのも良いでしょう。
手軽なことは決して悪いことではありません。

豆類というと料理のレパートリーに加えにくいかもしれませんね。
そんなときは豆乳を買っておくと良いでしょう。
ここに少しオリゴ糖を加えると甘みで豆乳独特のクセを気にせずに飲めるようになります。

最後に腸内環境を整えるのに忘れられないのが食物繊維。
食物繊維は腸内細菌によって分解されると腸内を酸性にするため、
悪玉菌を抑制し善玉菌が活動しやすくしてくれるからです。

また、水溶性食物繊維は、腸内細菌によって発行が行われ、探査脂肪酸という大腸の重要なエネルギーとして
その機能を維持していると考えられています。

この3つを意識すれば、明日からの朝食は少し変わってきますよね。
パン一枚を牛乳で流し込む朝食をとっていた人は、普通の食パンを胚芽パンや全粒粉パンに変えるだけで
食物繊維がとれるようになりますし、牛乳を豆乳にかえて、サラダとチーズかヨーグルトを追加するだけで
かなり変わってきます。
ふりかけご飯だけで家を出る人は、白米を玄米や麦飯にして、野菜を具につかった味噌汁と
漬け物を追加するだけで上記3つの栄養を取ることができるようになります。

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