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アレルギーを改善する乳酸菌

乳酸菌というと一般的に認知されているのは、
ヨーグルトに入っている菌で、お腹の調子を整えるということでしょうか。

もちろんこれはこれで間違いではないのですが、実は乳酸菌にはこの他にも
様々な人間にとって有用な効果があることはあまり知られていません。
ここではその一部をご紹介したいと思います。

乳酸菌が持つあまり知られていない意外な効果、
たとえばアレルギーを改善する効果があるというのはご存じでしょうか。
お腹にいい乳酸菌がなぜアレルギーを改善できるのか、今ひとつ繋がらないかも知れませんね。
この高価を理解するために、まずはアレルギーがなぜ起こるのかについて理解していきましょう。

アレルギーに関係するのは3つの因子です。
まずはアレルゲン。
名前からしてアレルギーと関係していそうですね。
その通りで、アレルゲンはアレルギーを引き起こす物質全般を指す言葉です。
具体的には、卵、ダニ、金属、ホコリ、花粉といった物質ですね。

次にアレルギーに影響するのがIgEです。
これはアレルゲンに対抗するために体の中で生成されるタンパク質です。

そして3つ目のがリンパ球。
白血球の一種で、中学の理科の授業でも出てくるはずですから
名前くらいはご存じの方も多いのではないでしょうか。
リンパ球にはBリンパ球とTリンパ球の2種類があります。
IgEを作り、さらにはその量を抑えて適正な量を保つのがこれら2種類のリンパ球です。

アレルギー物質が体内に入ると、体は異物がやってきたと見なしてIgEで撃退しろと命令します。
こうしてIgEが作られるのですが、人によってはこのリンパ球のバランスが
上手く取れていないことがあります。

厳密にはBリンパ球だけではIgEを作ることができないため、それをTリンパ球が助けるわけですが、
Tリンパ球はさらに2種類に分かれており、Th1 というIgEが作られるのを抑制するリンパ球と、
Th2というIgEを作るリンパ球があります。

アレルギーがでてしまう人は、アレルゲンが処理されたにもかかわらずIgEが過剰に分泌されてしまう、
つまりTh1の働きが弱い人と言うことです。

それではここからが本題です。
乳酸菌にはTh1を働きを活発にし、逆にTh2の働きを弱める効果があることが実験でわかっています。
つまり、Th2の働きが強すぎるため過剰に摂取されてしまっているIgEをおさめてくれるのです。

花粉症、ダストアレルギー、金属アレルギー・・・
どれも辛いですね。
もちろん命に関わる重篤なアレルギーであれば、素人判断で乳酸菌をとれば大丈夫などというのは危険ですが、
医師の指導の下であれば普段から積極的に乳酸菌をとるのは無駄ではなさそうです。

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